不登校の小中学生に「特別の教育課程」新設へ――文科省の作業部会が取りまとめ案を公表(8月4日付)
文部科学省のワーキンググループが、校内外の教育支援センターなどに通う不登校の小中学生を対象に、通級指導などと並ぶ「特別の教育課程」を新しく設ける取りまとめ案を公表しました。学校長が授業時数を柔軟に設定でき、標準より少ない計画や一部教科だけの実施も認める内容で、2028年度(令和10年度)からの先行実施を視野に運用の手引きを作るとしています。背景には、下の学年の学び直しに取り組んでも通常の評価では評定「1」になってしまい、学習意欲を下げてしまうという問題意識があります。対象は当面、小中学校(義務教育段階)で、高校は今回の対象外ですが、高校についても授業時数や単位の仕組みを柔軟にする検討が並行して進んでいます。民間フリースクールが直接の対象になる制度ではない点にはご注意ください。