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通信制高校・不登校支援の最新ニュースまとめ【2026年8月下旬】

ニュースまとめ2026年8月20日 公開

夏休み明けが近づき、お子さんの進路や学校生活について考えることが増える時期です。この1週間ほどで公表された、通信制高校と不登校支援に関わる制度・入試・調査の動きを、編集部が選んで短くまとめました(各項目の出典リンクから元の発表をご覧いただけます)。なお、国が定めた「こども・若者の自殺対策集中取組期間」(8月20日〜9月9日)が今日から始まっています。お子さんの様子が心配なときは、文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」(0120-078-310)へ、保護者の方からも無料で相談できます。

不登校の小中学生に「特別の教育課程」新設へ――文科省の作業部会が取りまとめ案を公表(8月4日付)

文部科学省のワーキンググループが、校内外の教育支援センターなどに通う不登校の小中学生を対象に、通級指導などと並ぶ「特別の教育課程」を新しく設ける取りまとめ案を公表しました。学校長が授業時数を柔軟に設定でき、標準より少ない計画や一部教科だけの実施も認める内容で、2028年度(令和10年度)からの先行実施を視野に運用の手引きを作るとしています。背景には、下の学年の学び直しに取り組んでも通常の評価では評定「1」になってしまい、学習意欲を下げてしまうという問題意識があります。対象は当面、小中学校(義務教育段階)で、高校は今回の対象外ですが、高校についても授業時数や単位の仕組みを柔軟にする検討が並行して進んでいます。民間フリースクールが直接の対象になる制度ではない点にはご注意ください。

埼玉県立高校の入試が2027年度から大きく変更――マークシート中心+全受検生に面接(いまの中3から対象)

埼玉県教育委員会は、2027年度の県立高校入試(現在の中学3年生が受ける入試)から、学力検査をマークシート方式9割程度・記述式1割程度の構成に切り替え、すべての受検生に面接を課すと発表しました。面接では「My Voice」として、力を注いだことや高校で取り組みたいことを1分30秒〜2分ほど話し、そのあと質問への応答が3分30秒〜6分ほど続きます。調査書の様式も変わり、面接の参考にする「自己評価資料」の提出が新たに求められます。記述が苦手なお子さんには追い風になる一方、初対面の場で話すことに不安が大きいお子さんには負担が増える変更ともいえます。多くの通信制高校の入試は書類と面談が中心で学力試験がない学校も多いので、公立一本にしぼらず、通信制も含めて幅を持たせた進路の考え方をしておくと安心です。

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「出席扱い制度」を知っている人は約4人に1人――不登校に関する意識調査2026

不登校経験者で起業家の小幡和輝さんらが8月に実施した「不登校に関する意識調査2026」(全国の10代〜60代以上・有効回答500名)で、フリースクールという言葉の認知度は76.6%と高い一方、自宅学習などが在籍校の「出席扱い」になる制度を知っている人は26.2%にとどまることがわかりました。「学びの多様化学校」の認知度も25.4%と同水準です。不登校を「誰にでも起こりうる」と考える人は68.0%に達しており、世間の見方は確実に変わってきていますが、肝心の支援制度はまだ知られていないのが実情です。出席扱いは、フリースクールや自宅でのICT学習を在籍校の出席として認めてもらえる大切な仕組みで、申請には在籍校との連携が必要です。当サイトの各エリアページでも「出席扱い」への対応を比較軸のひとつにしていますので、学校選びの参考にしてください。

東京・多摩市が「学びの多様化学校」の分教室を2027年度に開設へ――公立の受け皿も拡充

多摩市教育委員会は、不登校の中学生を対象にした「学びの多様化学校」(不登校特例校)の分教室を、2027年度に市立教育センター内へ開設する方針を明らかにしました。在籍は諏訪中学校のまま別の施設に通う仕組みで、探究や体験を重視し、ゆとりある時間割で学校生活を送れるようにするとのことです。10月と11月に保護者説明会が開かれ、12月から募集開始の予定です。市内の不登校生徒は2022年度の250人から2024年度は460人へと2年間で大きく増えており、校内の別室支援と分教室の二段構えで受け皿を整える動きです。公立側の選択肢が増えることは、フリースクールや通信制と「どれか一つ」ではなく組み合わせて考える発想にもつながります。お住まいの自治体にも同様の仕組みがないか、教育委員会のサイトで確認してみてください。

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「高校進学フェスタ2026」が9〜10月に神奈川・東京の5会場で開催――予約は各回1か月前から

中学生と保護者向けの進路イベント「高校進学フェスタ2026」が、9月から10月にかけて開かれます。日程は、9月12日(土)あざみ野(MELONDIAあざみ野)、9月22日(火・祝)等々力(玉川区民会館)、9月30日(水)溝の口(川崎市高津市民館)、10月17日(土)武蔵小杉(ユニオンビル)、10月24日(土)港北ニュータウン(ボッシュホール)の全5回で、いずれも10時30分〜15時、参加費無料です。予約は各開催日の1か月前からWebサイトで受け付けます。参加校は私立高校が中心で公立高校も加わる構成と案内されており、通信制高校・サポート校の参加は現時点の案内には記載がありません。それでも、全日制と通信制を並行して検討しているご家庭にとっては、比較の物差しを作る場として活用できます。通信制に特化した合同相談会(前回のまとめで紹介した9〜11月の日程)と使い分けるのがおすすめです。

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国の制度づくりから県立入試の変更、自治体の受け皿づくりまで、この夏も動きが続いています。焦って決める必要はありませんが、「知っているかどうか」で選択肢の幅が変わる情報ばかりです。まずはお住まいのエリアの学校を見比べて、気になる学校があれば秋の相談会や見学で直接たしかめてみてください。下のエリア一覧から比較ページをご覧いただけます。
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