通信制高校の「質の確保」へ、改正振興法が成立(7月15日)
定時制・通信制高校の教育の質向上をめざす改正法が7月15日の参議院本会議で成立しました。生徒数の急増を背景に、一部で出席確認をせずに単位を認定するなどの不適切な運営が問題となっており、国が管理運営の基本指針を定め、学校の設置者の責任を明確にする内容です。通信制を選ぶご家庭にとっては、学校ごとの運営体制の差がこれから見えやすくなる、大きな制度改正です。
通信制高校やフリースクール、不登校支援に関する最近の主なニュースを、編集部が選んで短くまとめました。学校選びや情報収集の参考にしてください(各見出しの出典リンクから元記事をご覧いただけます)。
定時制・通信制高校の教育の質向上をめざす改正法が7月15日の参議院本会議で成立しました。生徒数の急増を背景に、一部で出席確認をせずに単位を認定するなどの不適切な運営が問題となっており、国が管理運営の基本指針を定め、学校の設置者の責任を明確にする内容です。通信制を選ぶご家庭にとっては、学校ごとの運営体制の差がこれから見えやすくなる、大きな制度改正です。
通信制高校の生徒数は30万人を超え、高校生全体の1割近くに達しています。不登校の増加や学び方の多様化を背景に、学校数もこの20年でほぼ倍増。「通信制はめずらしい選択」ではなく、ごく一般的な進路のひとつになりつつあります。
スポーツに打ち込む高校生の「競技」と「高校卒業資格」の両立を支援するサポート校が、新宿に9月1日に開校します。山梨学院高等学校(通信制課程)と連携し、スポーツ科学の学びも取り入れるのが特徴。競技中心の生活を送りたい生徒の新しい選択肢になりそうです。
不登校経験のある元運転士が立ち上げた小田急電鉄のオルタナティブスクール「AOiスクール」が、特急ロマンスカーを貸し切った1日限定の移動教室を9月22日に開きます。車庫見学やスタッフによる仕事の解説など、「好き」を入り口に学びや居場所の選択肢を親子で知ってもらう取り組みです。
通信制高校卒業生の大学進学率は約27%まで上昇し、専門学校等も含めた進学率は約52%に達しています。「通信制=進学に不利」というイメージは変わりつつあり、進学サポートに力を入れる学校も増えています。学校選びでは、卒業後の進路実績もあわせて確認するのがおすすめです。