データで見る:大学進学率は約27%、進学全体では約5割
通信制高校卒業生の大学進学率は約27%まで上昇し、専門学校などを含めた進学率は約52%に達しています。全日制との差は縮まり続けており、「通信制=進学に不利」というイメージは実態と合わなくなってきました。学校・コースによる差は大きいので、進学実績は学校ごとに確認するのがポイントです。
「通信制だと大学に行けないのでは」という心配は、いまや過去のものになりつつあります。進学率は年々上昇し、進学サポートを看板にする学校も増えました。データと、通信制ならではの受験戦略を紹介します。
通信制高校卒業生の大学進学率は約27%まで上昇し、専門学校などを含めた進学率は約52%に達しています。全日制との差は縮まり続けており、「通信制=進学に不利」というイメージは実態と合わなくなってきました。学校・コースによる差は大きいので、進学実績は学校ごとに確認するのがポイントです。
毎日の通学や学校行事に時間を取られない通信制は、うまく使えば全日制より受験勉強に時間を割けます。卒業に必要な学習を効率よく進めながら、空いた時間を予備校・映像授業・独学にあてる——この時間設計ができる生徒にとって、通信制はむしろ受験に有利な環境になります。
近年拡大している総合型選抜・学校推薦型選抜は、活動実績や志望理由を重視する入試です。通信制で確保できる時間を、プログラミング・創作活動・ボランティア・資格取得などに使えば、それ自体が出願材料になります。「学力一発勝負」以外の道が広がっていることは、進路を考えるうえで大きな追い風です。
「大学進学コースあり」と書かれていても、中身は学校によって大きく違います。受験科目の個別指導があるか、予備校と提携しているか、総合型選抜の志望理由書・面接対策をしてくれるか、指定校推薦枠はあるか。見学時にこの4点を聞くと、サポートの実力が見えてきます。
通信制からの大学進学で失敗しがちなのは、卒業単位の取得が後ろにずれて受験期に重なるパターンです。入学時に卒業までの単位計画を立て、3年生の受験期には学習負担が軽くなるよう前倒ししておくのが定石。担任やコーチと一緒に長期計画を作ってくれる学校だと安心です。