埼玉私立高校の確約で不合格にならない取り方は?落ちるケースは?

高校の個別相談会 入試情報

埼玉県の私立高校の「確約」制度をご存知ですか。

中学校で進路説明会などが行われるものの、確約のことはきちんと教えてくれないケースもあるようです。でも、お子さんの受験を有利に運びたいなら確約制度について一通り理解しておく方が良いですよ。

今回は、

・確約とはどんな制度なのか
・確約で不合格にならない取り方
・確約をもらった後に落ちるケースとは

以上についてまとめました。

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埼玉私立高校の確約とはどんな制度なの?

確約は、高校の個別相談会などに行って相談する際に、成績表などを見せて「高校側の基準を満たしていれば、ほぼ合格保証してもらえる」制度です。
入試本番と異なり、確約を出す人数については特に定員を設けていない高校が多いです。

以前は他の都道府県でもこのような制度があったようですが、今は埼玉県を中心に、東京や千葉の一部の私立高校のみのようです。
どちらかというと、公立高校を第一希望とする場合の滑り止めとして私立高校を受験する際に便利な制度です。

推薦と確約の違いは?

確約は推薦と似ています。ですが、若干違いがあります。
地域によって言葉の定義が異なるので細かいことは割愛しますが、埼玉県の確約は、保護者と生徒本人が高校に相談しに行くことから、「自己推薦」的な意味合いが強いです。

ただ、推薦は入学願書出願時にその推薦枠で申し込むのに対して、確約は出願前の個別相談会における内諾となっています。そして、確約をもらう時点でお金を払うわけではないので、砕けた言い方をすると、「生徒のレベル確認」と「このレベルなら受験して合格を出せるはずですよ」という打診感じですね。

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高校の確約の取り方は?

高校の確約の取り方を具体的にお話ししていきます。

流れとしては、

(1)個別相談会に行き、
(2)高校側に生徒の成績表などが分かる書類を見てもらい、
(3)基準を満たしているか判断してもらう。

という単純な流れですが、ここでのポイントは、

担当者が書類を見て話した言葉

なんですよ。

「確約」って、実は企業就職の際の「青田買い」と同じようなものなんですよね。だから、世間一般的には推奨されないものなんです・・・。
(だから、他県ではこの制度が廃止になった、なんてことも耳にしますし。)

ということで、高校側では大っぴらに「確約します」とは言えないんですよ。

これは高校の担当者によって言葉が違うので何とも言えませんが、
「基準を満たしています」
「大丈夫ですね」
などと言われたら確約が取れた、と思って良いでしょう。

また、
「北辰テストで偏差値60必要ですね」
「成績表で2があるので、なくしてください」
などと具体的に言われた場合は、現状では確約がもらえていない、ということになります。
今後努力して改善しなければ合格は厳しいかもしれません。

高校確約もらえなかった場合は?

ただ、確約がもらえなかった場合でも、指摘されたことを改善して再度相談しに行くことは可能です。
ただ、このような場合についての扱いは高校によって異なります。

ですから、

個別相談会で確約がもらえなかった際に、

・改善したら再度相談しに行くことは可能か
・改善した場合の確約のもらい方

などをきちんと確認しておくことが大切です。

これも高校によって異なるのですが、改善した内容が分かる書類を郵送すれば良いというケースもあれば、再度個別相談に行くというケースもあります。

高校確約の相談会の時期は?

ところで、この個別相談会が行われるのは、7月頃から12月頃までの学校が多いです。
確約を希望する場合には、この間に必ず相談会に行き、高校の先生との個別面談が必要です。

高校の確約は親だけでもいいの?

基本的に親子一緒に相談会に行く必要があります。親だけが相談会に行っても確約がもらえません。

なぜ親子一緒でないと駄目かというと、高校側は生徒自身の考えを知りたいからです。生徒が相談会に行かないと、その高校に本当に入りたいかの意思が分からないのです。

ただ、親だけが相談会に行くことは否定されていないので、進学先の情報集めとして親だけが行き、「確約をもらえる可能性」についての相談することは問題ないでしょう。

とはいえ、個別相談会については、確約の件もあるので事前に高校のホームページで面談者について「保護者のみでも可」となっているか確認しておく方が良いでしょう。

高校の確約基準について

また、確約基準は高校によって異なりますが、単願と併願で基準偏差値などの基準を分けている高校が多いです。
単願の場合は、「その高校しか受験せず、合格したら必ず入学する」という条件つきなので、確約条件が併願よりも低いです。私立を第一希望にする場合は、単願確約を狙う方が良いですね。

高校確約を複数校からもらうのは駄目なの?

確約は1校だけでなく、複数校からもらっても問題ありません。
これは併願確約だけでなく、単願確約の場合でも大丈夫です。

なぜかというと、確約は、あくまでも相談会時点での話だからです。
夏から秋に行われる高校の説明会や個別相談会は、本当に子供に合う学校を見極める時期です。この時期に複数の高校へ行って話を聞き、どちらの高校も良さそうだと思ったら確約をもらっておくべきです。

そして、単願の場合は、冬の出願時までにどの高校に行きたいかを決め、たくさん確約をもらった中から1校を選べばいいだけのことなのです。

A高校とB高校から確約をもらったけど、

A高校をやめてB高校を受験します!

こういう方法でも大丈夫です。

高校の単願確約に関する注意事項

単願確約は複数校でもらっても問題ありません。ただし、出願までに必ず1校に絞って、その学校しか受験してはいけません。(中学校でも、単願用の調査書は1校しか作成してくれません。)

そして、合格後はその学校に入学しなければなりません。

高校の確約に必要な持ち物は?

高校の確約をもらう際は、アピールできる物を全て持参しましょう。

・成績表のコピー※(高校によっては1、2年次の成績表も求められる)
・北辰テスト結果のコピー(直近3ヶ月分)
・資格試験合格証明書
・部活で活躍した場合の表彰状コピーなど分かるもの
・作品展の入選記録など

※成績表のコピーについては、成績だけでなく出欠日数や生活の記録欄も必要です。

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私立高校の確約後に落ちるケースとは?

確約は確かに合格保証に近いものですが、絶対合格を保証しているものではありません。

確約時点で成績表を見せるのですから、「その程度の学力がある」という判断なんですよね。
ですが、確約をもらったから勉強しなくていいや、と油断してしまうと学力低下に繋がります。また、本番の入試でも点数が取れないかもしれません。

そうすると、高校側にとっては期待外れなんですよ。
多少下がった程度なら、「今日はたまたま出来なかったのかもしれない」と甘い判断をしてくれるかもしれませんが、あまりにも酷いと落ちる可能性があります。
また、確約をもらった後に素行が悪くて問題を起こしてしまった、などの場合もその高校に相応しくない、と判断されてしまう可能性もあります。

確約時点では確約条件を満たしていたけど、2学期の成績が落ちて条件を満たせなくなった場合については、高校によってどうなるか異なるため、心配な場合は確約時点で聞いておきましょう。
実際に確約条件から外れた場合には、直接高校に相談してみる方が良いですね。

さいごに

中学校では私立高校受験についての情報を殆どもらえないので自分から動く必要があります。

埼玉県では高校の個別相談会で成績表などを見せ、高校側の基準を満たしていれば、ほぼ合格保証してもらえる確約制度があります。

実際に受験校を選ぶ際の判断基準としても使えるし、合格保証を出してもらえるので安心材料にもなります。ですから、複数校併願を考えるのであればぜひ使っておきたいものです。

時間と手間がかかりますが、よりより進学先を選ぶためにも、お子さんと相談しながら確約をもらい、じっくり検討してくださいね。

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この記事を書いた人
ぼっち星人の母

現在高校2年生の娘の母で、アラフィフ。
娘は一見普通の女の子ですが、話そうとすると様々な症状があって日々の生活が大変で、

小学2年生の後半から不登校になり、勉強する気力なくなり学力が小学校2年生で止まっていました。

その後、中学校入学目前になり、とあることがきっかけでやる気が出て、中学校の特別支援学級に通うようになりました。今は、高校生活に淡い夢を抱き始めた段階で、「通信制高校なら通えるのではないか」と考え、あちこちの学校をリサーチし、その後無事通信制高校に入学しました。

ちなみに、娘の症状は以下のようなことがあります。

引っ込み思案、虚弱体質、感覚過敏(嗅覚過敏・聴覚過敏・触覚過敏)がある、集団生活に馴染めない、こだわり星人、
自閉症スペクトラム(幼少時には高機能自閉症と診断されたものの、様々な特性がありWISCでは全くやる気無しなので現在は知的障害レベルの数値しか出ない)、母子分離障害、強迫神経症。

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