N高校の評判が気になり立川キャンパス見学してきた!学費は安いの?

説明会

「N高」で有名なN高校は、クラーク国際高校と並んで通信制高校の中では最も人気の高校ですよね。

バーチャルで入学式や遠足等のイベントを行うという、ネット社会ならではの学校なので現代の子供達にとって非常に魅力的なのです。2016年4月に開校したばかりなのに丸3年経った時点で在籍者数1万人超という勢いになっています。

我が家の場合も子供が引っ込み思案なので、このような形態の学校が合うのではないかと考えました。そこで、評判や学校の様子を知るべく、我が家から通える範囲にある立川キャンパスを見学してきました。

今回は、N高等学校がどんな学校か、評判や学費等についてお伝えします。

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N高校の評判は?

N高校は角川ドワンゴが運営している「ニコニコ動画」のノウハウを活かしたバーチャルによるプログラムが目玉の一つで、それ故にインターネット世代の子供達からすると「親しみやすい」という印象があります。でも、それ以外の大人からすると、子供をそういう学校にやって大丈夫なのだろうか、という心配もあるようで、賛否両論あります。

実際に通信制高校の総合サイトなどを見ると口コミ等も掲載されているのですが、保護者としては、やはり保護者視点での評判が知りたい。そうすると一番分かりやすいのが、N高のホームページの「保護者の声」でした。

保護者の声には様々なコメントがあったのですが、共通していたのが、
「N高校に入ったおかげで子供が生き生きと学んでいる」
ということでした。
また、どの家庭でも、
「世間の常識に捉われずに、子供にとって何が一番重要なのかを見極めた上で子供をN高校に送り出している」
というのが成功のポイントのようです。

パソコン、プログラミングなどを専門的に学びたい子供には、提携しているバンタンアカデミーの授業がとても好評だし、ネットコースであっても実際に学校に行って友達を作って交流したり、担任の先生とのやり取りが励みになり、表情が明るくなり自分から勉強するようになって良かった、などの声もあるのですよね。

N高校の魅力やメリットは?

N高校の良さは、単にレポートをこなして高校卒業資格を得るだけでなく、プラスアルファとして、将来につながるプロ講師による授業がたくさんあり、自分が希望するものを選べるという点でしょう。

まあ、このようなプログラムはどの通信制高校でもやっている、と言われるかもしれませんが、N高校の場合は規模が大きいしレベルが高いのです。角川ドワンゴやバンタンとの提携等、その分野で最先端のプログラムが提供されます。そのプログラムの多くはネット授業ですが、ネットだけでなく一部だけ実際に参加する授業があったり、最初からその場所に行って実際に体験するプログラムもあります。職業体験やグループで行うワークショップ等、自治体や企業、大学等と提携してスケールの大きいプログラムも色々あるのです。

更に、ネットだからこそ出来る部活も色々あります。
「囲碁部」や「将棋部」などは特別顧問にプロを迎えてネット対局が出来るし、「起業部」や「投資部」のような実社会に結びつく活動を行う部もあります。

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N高校立川キャンパスを見学して感じたことは?

N高校はネットを駆使した学校なのですが、ネットコースと通学コースの2種類に大きく分かれます。(細かくいうと、通学コースは週1、3、5日間通うコースがあります。)

我が家の場合は不登校気味とはいえ、学校に通いたいという気持ちもあるため、もしN高校に入学するとなったら通学コースを選びたいと考えました。

でも、N高校の場合はネットコースだと基本的には学校に行かずに勉強してレポート提出することになるため(ネットコースでもスクーリング等は別にあります)、通学コースを選ぶしかありません。

ですので、実際のキャンパスがどんな雰囲気かと思い、実際に見学してみたところ・・・

授業中だったため、とても静かで足音一つたてたらいけないような、シーンとした雰囲気でした。
皆さん、それぞれ個別の課題に取り組んでいたのですが、全てネット学習なのでとても静かにパソコン画面に向かっていたのです。

N高校はどの校舎もとてもきれいでブルックリンスタイルを基調としたデザインとのことでしたが、初めて見たイメージとしては、「すごくオシャレな図書館で自習している学生さんが沢山いる」という感じでした。

そして、その1人1人の顔は真剣そのもので。

高校進学まであと1年ちょっとあるとはいえ、その1年間でうちの子供がそこまで成長できるかどうか怪しく思いました(;´∀`)

学校の特徴と実際の雰囲気から考えると、「パソコンが大好き」「引っ込み思案だけど何か1つの人生の目標が定まっている」「N高校のバーチャルや特別プログラムが気に入った」等、何か1つ、子供の心の琴線に触れるものがないと難しいのだろうし、逆に何かがヒットしたらN高校ですごく伸びるのだろう、と感じました。
このあたりが、子供によって個人差があるので、評価の分かれ目なのかもしれませんね。

N高校は学費安いの?

N高校は、ネットコースの場合は非常に安いです。でも、通学コースの場合は日数が多いものほど(週1日、3日、5日の3種類があるため)高くなります。

ネットコースの学費
入学金      10,000円(入学時のみ)
授業料       7,200円×25単位=180,000円(就学支援金の対象者の場合は-4,812円~7,200円)
施設設備費    50,000円
教育関連諸費   13,000円※2年次に沖縄本校でのスクーリング費用が必要になります。

通学コース(週5日)の場合は、上記ネットコース学費に加えて、以下の通学コースとしての学費も必要になります。

入学金       110,000円(入学時のみ)
授業料       600,000円
施設設備費     240,000円
セキュリティソフト代 5,000円

ということで、週5日通うコースの場合には年間100万円では足りません。
また、通学コースでプログラミングクラスを選ぶ場合には、授業料や施設設備費が更に高くなりますのでご注意ください。
詳しく知りたい場合は、N高校の学費の仕組みと各コースの学費をご確認ください。

さいごに

N高校はネット社会ならではの、個を重視する通信制高校です。
とても人気があるし、最先端の技術や思考と取り入れた新しい学校ですが、考え方が合うか合わないかの好みは極端に分かれるでしょう。
でも、子供がN高校にぴったり合えばグーンと伸びるため、よく見極めて高校選びをしましょう。

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この記事を書いた人
ぼっち星人の母

現在高校2年生の娘の母で、アラフィフ。
娘は一見普通の女の子ですが、話そうとすると様々な症状があって日々の生活が大変で、

小学2年生の後半から不登校になり、勉強する気力なくなり学力が小学校2年生で止まっていました。

その後、中学校入学目前になり、とあることがきっかけでやる気が出て、中学校の特別支援学級に通うようになりました。今は、高校生活に淡い夢を抱き始めた段階で、「通信制高校なら通えるのではないか」と考え、あちこちの学校をリサーチし、その後無事通信制高校に入学しました。

ちなみに、娘の症状は以下のようなことがあります。

引っ込み思案、虚弱体質、感覚過敏(嗅覚過敏・聴覚過敏・触覚過敏)がある、集団生活に馴染めない、こだわり星人、
自閉症スペクトラム(幼少時には高機能自閉症と診断されたものの、様々な特性がありWISCでは全くやる気無しなので現在は知的障害レベルの数値しか出ない)、母子分離障害、強迫神経症。

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